創基メールマガジンVol.12 「様々な印刷」

 
メルマガVol.12
こんにちは、みなさんお元気ですか。
5月病になっていませんか?
今月は「オフセット印刷」の概略について記載しました。
 
 

色・々・オフセット印刷

 

オフセット印刷は、印刷用の「版(刷版)」を作成してブランケット(筒状のゴム版)
から紙に転写して印刷するのでオフセットと称します。ちらしなどの商業印刷や
美術系の印刷と本・書籍系の印刷に適しています。
オフセット印刷は、「平版(ヒラバン)」と「輪転(リンテン)」に大きく分かれ、
それぞれB 判(ちらし版)やA 判(本・書籍)といったサイズに分かれます。
また、印刷機は印刷する部数(量)とスピードの違いで「平台(ヒラダイ)印刷」
と「オフ輪(オフリン)印刷」に分かれます。
 
 

印刷用紙も色・々・

 

印刷には、紙を使いますが、紙がどのようにして作られるかご存知ですか?
「平台印刷」には平らな用紙を、「輪転機」には巻き紙(トイレットペーパーが
大きくなったイメージ)をそれぞれ使用します。
木材を小さく砕いた木材チップと特殊な薬を入れ、溶かしてできた繊維を取り出
したものがパルプで、これにプレスを加えて表裏に塗料を塗りながら乾燥させ、
長さ約30メートルの長い「巻き紙」ができあがります。この塗料の塗り方で
紙の表面が異なり、用紙の種類が生まれます。
これを必要に応じた長さで断裁し、平らな用紙ができあがります。
こうした紙の作り方を知ると、タテとヨコの紙の目が理解できると思います。

 
 
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